ハーレクイン・シリーズ

氷の女王
大学生のジェンマは、唯一の肉親である兄夫婦を交通事故で失った。葬儀が終わるまでは、悲しみに耐えなければならない。気を張って喪主を務めるジェンマの耳に車の音が聞こえてきた。場違いな深紅のフェラーリは会葬者の目を引いたが、ジェンマは顔をそむけ、到着した人物を認めまいとした。見なくても相手が誰かはわかっている。ヴィットリオ・ヴァザーリ。義姉の兄で、理不尽にも私を悪女よばわりしたイタリアのお偉い伯爵だ。だが彼がもたらしたのは、寝耳に水の知らせだった。なんとヴィットリオは、兄から全財産を譲り受けたというのだ!無一文となったジェンマは伯爵を頼るほかなく、イタリアへ飛ぶ……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年02月20日
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- 著者
- サラ・ウッド
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- 訳者
- 田村たつ子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-42094-7
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- 書籍番号
- PB-194 (初版R-710)
イギリスの作家。イングランド南部ポーツマスで子供時代を過ごす。結婚していて息子が二人。生活のためにタイピストや海の宿の女主人、教師などさまざまな職業を経たのち作家となり、ジプシーの血を引く彼女が求めてやまなかった自由をついに手に入れた。現在コーンウォールの田舎に住む彼女は、執筆の合間にはガーデニングに打ち込んでいる。