ハーレクイン・シリーズ
リーザは気が進まぬまま訪れたパーティで、 自分をじっと見つめてくる浅黒い肌の男性に気づいた。 店内の誰よりも背が高く、威厳に満ちた身のこなし。 彼は名うての実業家ジョーダン・ヘイズ。 これまで会ったことがないほど魅力的な男性だ。 2日後、彼の誘いで食事をしたリーザはたちまち彼の虜になるが、 帰宅後、祖父が重体だという連絡が入り、急遽帰郷することに。 幸い祖父の病状は回復に向かい、やがて快気祝いのパーティが開かれた。 そこにジョーダンの姿を見つけ、天にも昇る心地になったリーザ。 だがその直後、残酷な事実を知らされる──彼は従姉の婚約者だったのだ。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年02月20日
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- 著者
- パトリシア・レイク
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- 訳者
- 古城裕子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年02月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-42093-0
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- 書籍番号
- PB-193 (初版R-610)
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モニター
この作者の作品は初めて読みましたが、年上の億万長者ヒーロー、苦労を重ねてきたヒロインと、わたし好みの設定で嬉しかったです。はたから見たら、お互いの気持ちは丸わかりなのに、なぜかすれ違っていく二人に、どうなってしまうの!?と気になって一気に読んでしまいました。その後の幸せな二人の続きを読みたくなる作品です。
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モニター
子育てや親戚づきあい等で心の余裕がなかった毎日に、この本は癒しを与えてくれました。読書中はドキドキで手が震えることもありました。疲れている状態でドロドロした話は読みたくありませんが、この本は読後の爽快感が素晴らしいです。心に陽が差したようで、何度もふと内容を思い出しては主人公のその後に思いを馳せています。結末を知った後で読むとまた違った楽しみ方ができ、何度でも読みたくなる本です。
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モニター
えっ女優?って思うぐらい内気なヒロインが、大人な男性のヒーローに惹かれても仕方ないよね。途中、邪魔をする従姉の悪女っぷりがおもしろかったり、ヒロインの男性不信の原因の男性が出てきたりと、出来事が盛りだくさんで最後まで一気に読めました。とにかく、ヒロインの清楚な魅力が光る作品です。
ハーレクインの黎明期を支えた作家。港町リバプールで生まれた。イギリスの古典文学を愛し、早くからエッセイなどを執筆。美術学校を出て、訪れたヨークシャーの田園風景に魅せられて定住。作家活動に入った。