ハーレクイン・シリーズ
優雅な手綱さばきで颯爽と現れた婚約者のアレックス王子に、 グレナディの王女エヴァは呆然とさせられた。 彼は素朴な格好をした彼女を使用人の娘と思いこみ、 有無を言わさず馬の世話を命じて去っていったのだ。 そもそもエヴァはアレックスの兄王子と結婚するはずだったのに、 兄王子が別の女性と結ばれ、放蕩で悪名をはせる弟と婚約したのだった。 だが、傲慢な一方で魅力的なアレックスにしだいに惹かれていく。 彼となら、たとえ政略結婚でも愛ある関係を結べるかもしれない……。 そう思ったのもつかの間、アレックスの頼み事にエヴァは傷つく。 この結婚から逃げたいので、彼女から婚約破棄してほしいというのだ!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年02月05日
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- 著者
- スーザン・メイアー
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- 訳者
- 八坂よしみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年01月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22454-5
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- 書籍番号
- I-2454
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- ミニシリーズ
- ザヴィエラの花嫁
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たあちゃん
エヴァ王女のけなげだけども芯の強いところがとても切なかったです。そんなエヴァが放蕩王子のアレックスの心を変えて、真実の愛に気づかせる。お互いに引かれ合いながらも、強がる二人にハラハラさせられ、あっという間に読み切ってしまいました。
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きょんきち
王子様と王女様の成長物語かな。純愛ともいえるかわいいロマンスが綴られていて、最後までほのぼのと読めます。白馬に乗った王子様的ヒーローを夢見る女子は必読です!
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はんな
婚約してるふりをしなければいけないのに、好きになっていくなんて、切なくて苦しくて、本物の愛ってなんなんだろうって、考えさせられました。アレックスは紳士で情熱的で、こんな王子さまに愛されるエヴァは、本当に幸せ。わがままで自由なところが女性らしく可愛らしい。こんなふうになりたいとすら思えるヒロインなので、女性として愛されるためにどうすればよいか、読んでいて勉強になります。
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モニター
王女エヴァの立場を考えて最善の策を考えるアレックス王子。そこに優しさが垣間見えて、エヴァが心惹かれていく様子と、同時に、アレックスの閉ざされた心を溶かしてゆく過程の切なさ、強さ、潔さ。凛とした女性が描かれていて、面白い。
ペンシルベニア生まれ。夫と3人の子供とともに、今もそこに暮らす。販売員や弁護士秘書、地方新聞のコラムニストなどさまざまな職業を経て、現在は執筆に専念。大家族の中で育った経験や、職場でいろいろな人々と出会ったことが作品を書くうえで大いに役立っていると語る。