ハーレクイン・シリーズ
いわれなき汚名
彼の偏見と誤解に苛まれてもなお、
こんなにも心惹かれてしまう……。
「君は飲酒運転をしたあげく、僕の娘に怪我を負わせたんだ」 事故の衝撃からぼんやり意識を取り戻したロビンは、 車のドアを開けて寝室まで運んでくれた男性の言葉に凍りついた。 翡翠のような美しい瞳を持つ彼、デイビッドは色を失っている。 違うわ! 私は義理で出席したパーティでお酒をこぼされたうえに、 帰り際に出会った人に急用で車を貸してほしいと頼みこまれただけ。 その運転手が道に飛び出してきたデイビッドの娘をはねて、 助手席で意識を失ったロビンを運転席に移して姿をくらましたのだ。 だが彼女が懸命に訴えても、デイビッドは耳を貸さず無情に言い放つ。 「いいかげんな嘘をついて罪を逃れようとしても無駄だ!」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年02月05日
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- 著者
- フィリス・ホールドーソン
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- 訳者
- 堺谷ますみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年01月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22453-8
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- 書籍番号
- I-2453 (初版L-148)
作家としても、女性としても、愛については大ベテランだと自負する生粋のロマンティストだった。6人の子どもを育てたのち、カリフォルニア州サクラメント市が提供していた執筆講座に参加。その5年後に書き上げた『薔薇はつぼみのままで』で、ついにロマンス小説家としてデビューした。以来、精力的に執筆を続けてきたが、2007年に惜しまれつつこの世を去った。