ハーレクイン・シリーズ
昼は法律事務所の事務員、夜は食堂のウエイトレスとして、 寄る辺ないサニーは働きづめだった。 ある日、法律事務所を億万長者ステファノが仕事で訪れ、 サニーは上司の命令で彼の幼い娘の世話を任される。 娘はすぐにサニーに懐き、なんの問題も起こさず過ごしたが、 それを見たステファノはひどく驚いて、意外な提案をしてきた。 これまで何人ものナニーをくびにしてきた娘の世話を、 サニーにぜひ頼みたいというのだ。もちろん破格の報酬で。 ありがたい申し出だけれど……なぜこんなに胸騒ぎがするの?
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年01月20日
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- 著者
- キャシー・ウィリアムズ
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- 訳者
- 東みなみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年01月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13219-2
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- 書籍番号
- R-3219
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モニター
愛に臆病になっている二人がお互いの魅力に触れて、惹かれあって行く様子にどきどきしました。億万長者のヒーローと仕事熱心なヒロインが、必ずしも完璧な人間ではなく、不幸な過去と大変な現在を乗り越えようとしているところも良かったです。それと娘の変化も読みどころのひとつかな。本心を伝えない理由は納得できるけれど、それでも早く幸せになって欲しいと思いながら、一気に読み進みました。
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モニター
読みやすいと思いながら読んでいたら止まらなくなってしまいました。フローラもいい味を出しているし、なぜ意地を張るのかと最後の方でハラハラしたところも含めて、読み終えると面白く思えた。ステファノとサニーのその後が知りたいのでパート2が出版されればいいなと思う。
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ローハイド
題名から予測して、ステファノとサニーは結ばれる運命にあると考えて読み進めていった。途中は焦れったく思う程、二人の行動がスローテンポで進んでいく。親密になってゆく過程でのステファノとサニーの心理描写が細やかに描かれていて、恋愛映画をみているような気持ちになりました。でも本には本ならではの楽しみ方があるものだなと思います。映画では、こんなに細かい心理描写は表現できないでしょうから。
トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、2つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、1975年にエクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。大学で夫のリチャードと出会い、結婚後はイングランドに暮らす。現在は中部のウォリックシャー在住。夫との間に3人の娘がいる。