ハーレクイン・シリーズ
とまどいの十九歳
19歳の夜にした口づけに嘘はなかった。
たとえどんなに軽い女とさげすまれても。
メレディスは若くして結婚したが、3カ月で新妻に飽きた夫は、 愛人を作ったうえに、事故により亡くなった。 しかしすでに両親も他界し、自らも脚に大怪我を負った彼女は、 夫の実家に身を寄せて暮らさざるをえなかった。 そんな彼女にとって、エヴァンの突然の帰郷は大きな衝撃だった。 義兄であるエヴァンは、裕福な一家の当主として絶大な力がある。 そしてメレディスを、自分を狙う金目当ての女と嫌悪していた。 仮面舞踏会の夜のことを、彼は忘れていないのだ。 二人が一目で惹かれ合い、唇を重ねたことを。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年01月05日
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- 訳者
- 柿原日出子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年12月15日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13215-4
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- 書籍番号
- R-3215
南アフリカ出身。帰国途中だったニュージーランド人男性と出会い、一度は国へ帰ったがすぐに引き返してきた彼と半年後に結婚した。上の3人の子供を南アフリカで、下の2人をイギリスとオーストラリアで産む。作家になるのは幼い頃からの夢で、夫とともに世界中を巡ってきた経験を生かした作品を書きつづけている。現在はオーストラリアの海を望む家に暮らす。