ハーレクイン・シリーズ
ロンドンで観光客のガイドをしているリンは、 ひとつの計画を胸に5月のアテネにやってきた。 それは、添乗員兼ガイドとしてギリシアを案内する仕事に就くこと。 今まで夜学に通って歴史を勉強してきたので、 今回は実地見学のためパッケージツアーに加わることにした。 宿泊先のホテルで、背が高くいかにも尊大そうな黒い瞳のギリシア人男性を見かけたリンは、 そのアンドレアスという名のホテルのオーナーが、 偶然にも姉の手紙に登場していた、姉を捨てた男だと気づく。 しかし彼の巧みな誘惑に抗えず、リンは一夜をともにしてしまい……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年01月20日
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- 著者
- ケイ・ソープ
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- 訳者
- 高木晶子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年01月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-42091-6
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- 書籍番号
- PB-191 (初版R-584)
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モニター
知り合ったのは偶然でお互い衝突ばかりしていたけれど、姉の元恋人と知るも段々と恋に落ちていくヒロイン。姉へのやきもちで素直になれなかったヒロインが最後はパッピーエンドを迎えられてスッキリ読めました。
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モニター
リンとアンドレアスの出会いは波乱の幕開けでした。リンの性格と姉の存在のせいで、ふたりの距離は近づきそうでなかなか近づかないので、読んでいてジリジリするような、応援したくなるような・・・結末まで険しい道のりでした。読み始めたらすぐに引き込まれ、あっという間に読めました。
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モニター
舞台はギリシャ。ヒロインのお姉さんとカナダで関係のあったギリシャ人がヒーロー。お姉さんの離婚の原因? 単純な話が好きな私には、苦手なパターンですが、複雑な関係が好きな方にはお薦めです。イギリス人のヒロインがギリシャ国内を旅するので、観光した気分になれてお得♪
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roinia
ヒーローのアンドレアスは傲慢で、ヒロインのリンの姉を振った相手でもあり、二人がやりあうのは当初から必須な雰囲気でした。出会いが最悪なのでお互い傷つけながらそれでも惹かれる気持ちを止められないという展開ですので、こういうのが好きな人にはとてもいいと思いますが、罵りあったり喧嘩してるのを見るのが嫌な私は苦手な物語の進み方でした。全体的に乗り越えなければならない問題が多く、それを二人でどうやって乗り越えていくんだろうと思っていたので、ハッピーエンドになってほっとしました。
1935年にイングランド中部のシェフィールドで生まれる。学校を卒業後、さまざまな職業を経験したのち、初めて完成させた作品が認められて1968年にデビュー、ミルズ&ブーン社のロマンス黎明期を支えた。これまでに著作は70作以上を数え、今も根強いファンを持つ代表作家の1人。