ハーレクイン・シリーズ
いたずらな愛の使者
“我が子”が幻となった大富豪に、
小さな愛の使者が舞いおりる。
法律事務所で働くエリーは実業家のレオニツィオを担当している。 “レオ”の名のとおり獅子のごとく専制君主的な彼は、 すでに結婚生活が破綻して別居している妻と離婚協議中で、 我が子を妊娠している妻に対し、親権を要求していた。 ところが妻側の弁護士から、出生前DNA鑑定の結果、 レオニツィオの子ではないと知らされ、離婚は決定的となる。 彼にとって、不実な妻のことなどどうでもよかったが、 子供が持てないという事実は大きな衝撃だった。 エリーはそんな彼を支えようと慰めるうち、一線を越えてしまう── まさか、レオニツィオの子を身ごもることになるとも知らずに。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年01月20日
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- 著者
- ルーシー・ゴードン
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- 訳者
- 大田朋子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2017年01月05日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22452-1
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- 書籍番号
- I-2452
読者レビュー
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じゅんじゅん
イケメンの大富豪って、ここまで出来過ぎた設定はさすがに…と引きながら読み始めましたが、強面なはずのヒーローが早々に“可愛いキャラ”に変貌してしまい、引き込まれてしまいました。エリーの戸惑いも理解できるのですが、友達だったらイライラしちゃうな~と思っていたので、最後の怒涛の展開は涙なしには読めません! やっぱり幸せになるには勇気を出して素直になることですね♪
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すもも
ニ度読みがおすすめ。ストーリーを盛り上げるための劇的な出来事や深刻なトラブルがあるわけではないので、一度目に感じるのは平坦な印象。焦点がボケているような感じ。しかしながら、二度目には、当たり前の日常を通じて他人を思いやることの大切さをしみじみと感じることのできる作品です。
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ryo-cookie
私の好きなハーレクインの展開でした。ドキドキしながら、もっと読みたくなりました。
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雑誌記者として書くことを学び、ウォーレン・ベイティやリチャード・チェンバレン、ロジャー・ムーア、アレック・ギネス、ジョン・ギールグッドなど、世界の著名な男性たちにインタビューした経験を持つ。ヴェネチアでの休暇中、街で出会った地元の男性と結婚。会って2日で婚約し、結婚して30年以上になる。二人は3匹の犬と共にイングランド中部に暮らしている。