ハーレクイン・シリーズ
シンデレラの十年愛
たとえ実るはずのない片恋だとしても、
彼を想い続けた“十年愛”に悔いはない。
19歳のルビーは旅先のパリで新年を迎えようとしていたとき、 友人とはぐれたうえ、浮かれ騒ぐ群衆にのみこまれてしまった。 困りはてた彼女を救ったのは、美しい瞳と黒髪のアレックスだった。 名前しか知らないにもかかわらず彼に魅了され口づけを交わしたが、 その後、迎えに来た黒ずくめの男たちとともに彼は去っていった。 彼から連絡をするという約束もついぞ果たされぬまま、 ルビーはロンドンに戻ってから報道でアレックスの正体を知った── なんと彼は、ヨーロッパにある公国の皇太子アレクサンダーだったのだ! つまり、平民の分際で彼と再会したいなんて、望むべくもないのね。 それでも恋心を捨てきれず10年が過ぎた頃、彼が突然目の前に現れ……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2017年01月05日
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- 著者
- スカーレット・ウィルソン
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- 訳者
- 川合りりこ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年12月15日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22449-1
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- 書籍番号
- I-2449
読者レビュー
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aymoo
宮殿、舞踏会、皇太子との恋。おとぎ話のような華やかな舞台なのに、ルビーとアレックスが様々な「現実」に直面して、時にお互い気まずくなりながらも、全てを乗り越えていくのがリアリティがあって臨場感がありました。ハーレクインは、いつも「自立した男女」の素敵な関係を描いてくれるので、気持ちが晴れやかになります。ハッピーエンド後の、2人の生活がもっと読みたい!
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まにょ
現代のシンデレラストーリー。舞台がパリなのでワクワクした気持ちで、ヒロインのルビーを応援しながら読みました。大晦日の夜にこんな素敵な出会いがあればなぁとロマンティックな気持ちにもなりました。素敵な小説に出会えて嬉しいです。
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モニター
ずっとお互いを思い続ける2人に感動です。楽しく読ませていただきました。
スコットランド西海岸在住。8歳で初めて物語を書いて以来、ずっと創作活動を続けている。熱心な読書家で、児童文学作家イーニッド・ブライトンを読破したのち、人気の大作シリーズなどへと移行し、やがてミルズ&ブーン社のロマンスにたどり着いた。医療従事者でもある彼女にとって、医療現場と恋愛を描くメディカル・ロマンスは夢の取り合わせだと語る。