ハーレクイン・シリーズ
秘書の報われぬ夢
僕に恋はするな──
毎夜、夫は私にそう囁いた。
ラーラはロンドンの会社で個人秘書として働いている。 その豊満な体つきから奔放な女性だと思われがちだが 内面はまったく逆。“真実の愛”だけをずっと待ちわびていた。 だが、尊敬していた上司からも手酷く扱われたラーラは自暴自棄になり、偶然出会ったイタリア名門貴族の血を引くラウルと一夜をともにし、純潔を捧げてしまう。 翌朝、彼は悩ましげにある提案を持ちかけてきた。 半年間の契約で、妻になってほしいというのだ。 “子どもはつくらない”“彼に恋をしない”という条件付きで。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年12月20日
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- 著者
- キム・ローレンス
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- 訳者
- 茅野久枝
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年12月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13212-3
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- 書籍番号
- R-3212
読者レビュー
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あかさたな
ラーラとラウルの出会いからずっと王道なラブロマンスで、とても楽しく読みました。ラーラとラウルのもどかしいすれ違いに心揺さぶられ、読みながらやきもきしてしまいました。キュンとしたり、涙したりホッとしたりと、自分の中の感情がいい意味で騒がしくかきたてられた作品でした。
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モニター
子どもをもつということに対して起こる問題に葛藤するヒロインと、最終的には寄り添い、家族になっていくヒーローがよかったです。双子の姉との対比についてもわかる部分が多くて、もともと契約結婚に至った経緯も含め、いろんな意味で女性なら共感できる部分が多いヒロインだと思います。
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モニター
主人公ラーラの思いやりのある心遣いで、かたくなだったラウルの気持ちを変えていく過程に心惹かれました。
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モニター
お互い惹かれあいながらも、なかなか素直になれないのでやきもきしましたが、2人がともに成長しながら真実の愛を見つけていく姿に、心から応援したくなりました。姉妹愛もよかった!
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イギリスの作家。ウェールズ北西部のアングルジー島の農場に住む。毎日3キロほどのジョギングでリフレッシュし、執筆のインスピレーションを得ている。夫と元気な男の子が2人。それに、いつのまにか居ついたさまざまな動物たちもいる。もともと小説を読むのは好きだが、今は書くことに熱中している。