ハーレクイン・シリーズ

無垢なカナリアと王子
どん底を味わって初めて知った──人は愛のためにこそ闘うのだと。
アマリーはパリの管弦楽団のバイオリン奏者。かつては神童と呼ばれ、卓越した才能を輝かせていたが、ある出来事をきっかけに心を閉ざしたまま、今は面影もない。いつものように楽屋でひとり練習に没頭していた彼女は、突然現れたゴージャスな男性に声をかけられ、固まった。彼はヨーロッパの小国、アゴン王国の王子タロスだと名乗り、アゴン王の即位記念音楽祭でアマリーに演奏してほしいという。そしてこうも付け加えた。断れば楽団は解散することになる、と。なんて横暴なの! 演奏したくても……今の私にはできないのに。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年12月05日
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- 著者
- ミシェル・スマート
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- 訳者
- 朝戸まり
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-13207-9
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- 書籍番号
- R-3207
イギリス人作家。ぬいぐるみより本を抱いて寝るのが好きだったというほど、生まれながらにして本の虫だった。まだ少女のころ読んだおとぎばなしに、ロマンスの片鱗を感じていたという。「本はいつも胸をときめかせてくれます。まるで初恋のように」と語る彼女は、自分の書くロマンスが、読者の心にもそんなときめきを届けてくれることを願っている。