ハーレクイン・シリーズ
伯爵と花嫁の十二夜
人違いで交わされた夫婦の契り。
愛なんて、望むべくもない……。
ジュリアは煮えきらない幼なじみの男性との関係がもどかしく、 クリスマスの仮面舞踏会で一計を案じる── やどり木の下で出会った男女がキスをする古来の伝統にあやかり、 彼をやどり木の下へおびき出す作戦だ。 皆が思い思いの仮装をするなか、ジュリアは幼なじみを見つけ、 首尾よく彼を会場から連れ出すと、思いきって熱いひとときを過ごした。 まさか、仮面を外した“彼”が、幼なじみとは別人とも思わずに! 相手の正体は、美形だがどこか陰のある伯爵アレック・ダンバー。 激しく動揺するジュリアに、不機嫌な伯爵が思いもよらぬ宣告をする。 「もう結婚するしかない──もっとも妻にふさわしくない君と」
-
- 頁数
- 256頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2016年12月05日
-
- 著者
- アニー・バロウズ
-
- 訳者
- 小長光弘美
-
- 定価
- 906円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2016年11月17日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-33248-6
-
- 書籍番号
- PHS-148
つねに本を読んでいるか、頭の中で物語を創作しているような子供だった。大学では英文学と哲学を専攻し、卒業後の進路を決めかねていたところ、数学専攻のハンサムな男性と出会い、結婚する決心をしたという。長年、2人の子供の子育てを優先してきたが、彼女の頭の中にある物語に興味を持ってくれる人がいるかもしれないと思い、小説を書きはじめた。