ハーレクイン・シリーズ
億万長者と無垢な家政婦
過去に男性から手酷い裏切りを受けて以来、 家政婦のルイーザは休暇も取らず、仕事に明け暮れてきた。 男性の興味を引かないよう、黒縁眼鏡をかけて髪をひっつめ、 だぶだぶの灰色の服で地味に装って。 だがアルゼンチン出身の億万長者ラファエル・クルスに5年間仕えるうち、彼への思慕が抑えきれなくなってしまう。 ラファエルは次々に美女と浮き名を流すプレイボーイ。 彼が新しい恋人とデートに出かけた夜、 ルイーザは悲しみに耐えきれず、ひとりキッチンで泣いていた。 そこにデートを早めに切り上げたラファエルが帰宅して……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年12月05日
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- 著者
- ジェニー・ルーカス
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- 訳者
- 杉本ユミ
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年11月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90450-8
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- 書籍番号
- K-440 (初版R-2628)
読者レビュー
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モニター
ジェットコースターロマンスの決定版というだけあって、一気読みでした。ヒロインとヒーロー二人の情熱的な想いが伝わってきます。ルイーザは、家政婦としても大変有能で、愛情深く周囲の人にも好かれ逆境にも負けない芯の強さを持った女性でとても魅力的です。特に物語後半の彼女の決断と行動力には拍手を送りたいです。その分ラファエルに対しては少々もどかしさを感じつつ読み進めましたが、最後に真実に気づいて良かったです。
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まっちゃ
とにかく傲慢で身勝手なヒーロー。だけれど魅力的で情熱的な彼にヒロインは惹かれてしまうんですよね。ヒロインのそんな気持ちに読者として何でなのとじれったい思いの連続。でも最後はヒロインの幸せな笑顔に、こちらもニッコリ。ただ、最後に彼をもう少しじらしても良かったかな(笑)
書店を経営する両親のもと、たくさんの本に囲まれ、アイダホ州の小さな町で遠い国々を夢見て育つ。16歳でヨーロッパへの一人旅を経験して以来、アルバイトをしながらアメリカ中を旅する。22歳でのちに夫となる男性に出会い、大学で英文学の学位を取得した1年後、小説を書き始めた。育児に追われている今は執筆活動を通して大好きな旅をしているという。