ハーレクイン・シリーズ
熱い手のなかで
ハーレクイン・ディザイア傑作選
16歳の日の淡い恋心は今、
巨万の富をもつ年上の彼に弄ばれ……。
「そろそろ、ぼくも結婚して家庭を持ってもいいころだと思ってね」 ランドの思いがけないプロポーズに、サラはからだをこわばらせた。 父の突然の死でひとり取り残され、多額の借金を背負い込んでしまった。 すると、父の長年の友人で実業界の帝王であるランド・エモリーが、 サラの面倒をみると父に約束したことを理由に、 一方的に結婚を迫ってきた。 実はランドは、サラが少女時代にひそかに憧れていた男性だった。 「ねんねのきみが、ベッドを死ぬほど怖がっているのはわかるが……」 「父は愛のかけらもない人との結婚なんて望まないはずよ」 彼は動揺するサラの顔から胸へと視線を這わせ、不敵な笑みを浮かべた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年12月20日
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- 著者
- ニコール・モネ
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- 訳者
- 小早川桃子
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年12月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51736-4
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- 書籍番号
- D-1736 (初版D-234)
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- ミニシリーズ
- ハーレクイン・ディザイア傑作選
『愛の残り火』『熱い沈黙』(サンリオ社刊)、『わるい女』『渚の出会い』など、情熱的な作風で1980年代に活躍。