ハーレクイン・シリーズ
恋盗人
母の死で、19歳のメレデスは幼い弟とふたりきりになった。 お金もなく生活に困ったメレデスは、長らく絶縁状態にあった、 大財閥を率いる母方の祖父を頼るしかなくなった。 生前の母の話では、とてつもない暴君で冷酷な人物らしい。 不安を抱いたメレデスは、弟を息子だと偽って守ろうと決意する。 祖父になんとか受け入れられ、屋敷でともに暮らし始めた彼女は、 すぐに嘘をついたことを後悔した。祖父の後継者デインから、 身持ちの悪い女だと決めつけられ、侮辱的な扱いをされたのだ。 しかもしばらくして祖父が亡くなると、まるで当然のように、 デインはメレデスに結婚を迫り……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年11月05日
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- 著者
- ロビン・ドナルド
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- 訳者
- 須賀孝子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年10月19日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90445-4
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- 書籍番号
- K-435 (初版R-346)
ニュージーランド北部の牧場主の家に、1男5女の長女として生まれた。15歳で師範学校に学び、19歳で結婚、同時に小学校の教師となる。子育てを終えて休んでいた教職に戻ったとき、そのかたわらで執筆を始めた。蘭の花が咲き、キウィやオレンジの実る美しい北部の村に住む。