ハーレクイン・シリーズ

妄想プレゼンテーション
ザーラは社内でプレゼンがうまいと評判だった。堅物のお偉方を前にしたら誰だって萎縮しそうなものだけど、ザーラは違う。プレゼン30分前になると、ザーラは社屋の4階にある誰も使わない化粧室に入り、鍵をかける。大きな鏡に映る自身の目をまっすぐに見つめながら、ブラウスのボタンを外していく。オカズは会議室のCEOや取引先の男たち。バイブをあてがい、卑猥なショーを披露するザーラを、彼らは股間をぱんぱんに膨らませながら見ている——そんな妄想の中で彼女は達する。オーガズムという強力なドーピングは、プレゼンを成功させるための秘密の儀式だった。頬の火照りや、にじみ出る“満たされオーラ”が消えないうちに会議室に行かなきゃ——ところがザーラは、化粧室を飛び出したところで見も知らぬ男性とぶつかってしまう。まさかこの人、ずっとここにいたの……? わたしの声を、聞いていた……?
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- 頁数
- 23頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年09月05日
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- 著者
- ダナ・ジョージ・ストーリー
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- 訳者
- 藤峰みちか
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- 定価
- 220円(税込)
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- ISBN
- 9784596454331
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- 書籍番号
- DG-134