ハーレクイン・シリーズ
炎のキスをもう一度
出版社の広報担当ローレンは、キャンペーンのため、 作家に帯同して各地をまわることになった。 ところが同行者として見知らぬ富豪男性を紹介されて戸惑う。 マイケル・ティンバーレン? 作家の親友らしいけれど、 なぜ初対面の私を値踏みするように見つめてくるのだろう。 壮行会パーティーで彼から強引に誘われてダンスを踊るうち、 ローレンの中に眠っていた情熱に火がついて、 気づけばマイケルのベッドで朝を迎えていた。 だが甘い余韻に浸るのも、1本の電話がかかってくるまでだった。 嘘よ! 彼が復讐のためだけに私を罠にかけたなんて。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年10月20日
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- 著者
- エマ・ダーシー
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- 訳者
- 片山真紀
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年10月06日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90440-9
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- 書籍番号
- K-430 (初版I-1136)
読者レビュー
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mame
この物語は章ごとに語り手が変わるスタイルで、ヒーローのマイケルとヒロインのロレーンの二人の視点で語られます。出会った瞬間からどうしようもなく惹かれあう二人の心の様子がロマンチックでよかったです。でもマイケルの前妻ロクサーヌのせいで、お互いに不信感をもち、すれ違っていくストーリー展開に切なくなりました。どんなときも信じる勇気はもたないといけない、そんなことを教えられた一冊でした!
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ゆうちゃん
お互いに対する誤解から反発しあうふたり。過去の経験から男の人への恐怖心でヒーローにも距離をおきながら、ヒーローが見せる男らしさや優しさに惹かれていくヒロイン。誤解が解けた後のヒーローのヒロインへの態度は、愛にあふれ、ヒロインを守るナイトみたい。こんなヒーローに私もめぐり会いたいとつくづく感じました。
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モニター
勘違いとすれ違いではじまった二度目の恋。富豪マイケルの行動力は、桁違いで痛快です。次から次へと起こる試練が気になって、ページをめくる手が止まりませんでした。
フランス語と英語の教師を経て、コンピューター・プログラマーに転職。ものを作り出すことへの欲求は、油絵や陶芸、建築デザイン、自宅のインテリアに向けられた。また、人と人とのつながりに興味を持っていたことから、ロマンス小説の世界に楽しみを見いだすようになり、それが登場人物たちを個性的に描く独特の作風を生み出すもとになった。