ハーレクイン・シリーズ
恋愛劇場
彼は知りもしない。
私が今も純潔であることを。
18歳のベットは町の小劇団で出会った年上の男性カルと惹かれ合い、 身を捧げようとしたが彼に制止された。“きみはバージンだ”と言われて。 ほどなく彼への想いが無残にも打ち砕かれる日がやってきた。 カルが芝居の演出のためにひとりでニューヨークへ行くと宣言したのだ。 わたしは捨てられたのよ……。涙がかれるまで泣いたあと彼女は決心した。 “小劇団止まりの女優”という彼の蔑みの言葉が間違いだと証明するわ! カルのあとを追うようにニューヨークに来て6年、 ベットは舞台女優として成功をおさめ、権威ある賞にもノミネートされた。 そんな折、どうしても主役の座を射止めたい芝居のオーディション会場に、 突然カルが審査員として現れ言い放った。「この芝居は僕が演出する!」
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- 頁数
- 192頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年10月05日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 泉智子
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- 定価
- 763円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年09月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-51725-8
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- 書籍番号
- D-1725 (初版D-260)
シリーズロマンスの世界で今もっとも売れている作家の1人。総発行部数は4200万部を超え、各紙のベストセラーリストにもたびたび登場している。かつて新聞記者として締め切りに追われる多忙な毎日を経験したことから、今も精力的に執筆を続ける。大の親日家として知られており、日本の言葉と文化を学んでいる。ジョージア州在住。