ハーレクイン・シリーズ
国王と寵愛なき愛人
国王の“元愛人”
それほど屈辱的な呼び名があるかしら?
ローレンはニューヨークからベーラートへやってきた。 目的は、最愛の恋人ザフィルを悼むためだ。 そこでローレンが目にしたのは、予想外の光景だった。 ザフィルは生きていたのだ──国王として。 彼と関係を持ったローレンは連行され、尋問を受ける。 そしてその際、ザフィルが彼女を束の間の遊び相手としか考えていなかったと知り、悲しみと怒りで意識を失ってしまう。 宮殿で目覚めたローレンは、見知らぬ女性から事務的に告げられた。 「あなたは妊娠しています。今日からここで暮らしていただきます」
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年10月05日
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- 著者
- タラ・パミー
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- 訳者
- 東みなみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年09月17日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13195-9
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- 書籍番号
- R-3195
読者レビュー
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モニター
シーク=傲慢というイメージが強くて苦手ジャンルだと思ってあまり読んできませんでしたが失敗でした。ヒロインを激しく愛するヒーローにキュンとしちゃう展開がたまりませんでした。
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ユリ
読み出すと止まらず、あっという間に読んでしまいました。ヒロインのローレンが同じ女性としてあまりにも辛い立場であったり、酷い言われように、彼女の考え方や気持ちに共感する部分も多々ありました。恋人ザフィルの言い分も、立場があるとこうなのか、小さい頃からの父親の刷り込み教育のゆえなのかと不憫に思うところもありましたが、しっかりとローレンに話していないからすれ違ってしまい…とハラハラしました。けれど、さすがハーレクイン!! 最後はしっかり納得・満足させてくれました!
子どもの頃から本の虫だった彼女は10代でロマンス小説に夢中になり、教科書の陰に隠して読みふけっていた。修士課程修了間近のある日、卒業論文を書くためにパソコンに向かっていたはずが、気がつくと物語のプロローグをタイプしていた。無事卒業し、世界一理解のある夫のサポートを得て小説を書き始め、現在はアメリカのテキサス州で執筆に勤しんでいる。