ハーレクイン・シリーズ
愛はかりそめでなく
パリの寄宿学校にいたケートのもとに、父の訃報が舞い込んだ。 葬儀の日、4年前に父のもとを去った母が突然姿を現す。 父は母と娘の生活のため、親友のブレイクに多額の借金をしていて、 自分亡きあとは、ケートとブレイクの結婚を望んでいたという。 愛する父は、何を考えてそんな理不尽なことを? 彼はずっと年上で、ものすごいお金持ちで、常に美しい女性といる。 わたしのような小娘との結婚など、受け入れるはずはないのに。 ところがそんなケートの予想に反し、ブレイクは迎えに来た。 彼女は17歳の花嫁となったが、夫は指1本触れなかった。 夫の暮らす華やかな世界で、白い結婚はあまりに孤独だった。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2016年10月05日
-
- 著者
- スーザン・アレクサンダー
-
- 訳者
- 中原もえ
-
- 定価
- 682円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2016年09月17日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-90437-9
-
- 書籍番号
- K-427 (初版I-289)
ハーレクイン黎明期の1980年代初頭にデビューし、わずか4作品を残して消えた幻の作家。だがそこに描かれた、美しく切ない王道ロマンスは、長く読者に愛され、記憶されている。