ハーレクイン・シリーズ
女性なら誰もが羨むハンサムな富豪の夫を持つアダラは、 度重なる流産を経験し、さらに夫の不倫疑惑が持ちあがったことですっかり自信を失い、とうとう離婚を申し出た。 もともと双方のビジネスのための結婚ではあったが、 アダラはいつの間にか、夫を愛し始めていたのだった。 だがギデオンのほうは名ばかりの妻を手放すつもりはないようで、 アダラは愛も子も得られぬ結婚のつらさに絶望する。 そんな折、妊娠が判明──。今度こそ、と希望が芽生えかけたとき、 アダラが知りもしなかった夫の過去と正体が明らかになる。
-
- 頁数
- 224頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2016年09月20日
-
- 著者
- ダニー・コリンズ
-
- 訳者
- 川上ともこ
-
- 定価
- 723円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2016年09月01日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-13189-8
-
- 書籍番号
- R-3189
-
むっぴ
純真無垢な妻とミステリアスで優しい夫の掛け合いが目に浮かぶようです。翻訳もお上手! 完璧な顔とプロポーションを持つ夫のことをいろいろ想像して読むのですがキドキします。もちろん二人が愛を交わすシーンも…! 読むたび引き込まれていき、夢中になって読み進めてしまいます!
-
hana
初めてハーレクインの作品を読みました。とても読みやすく一気に読み終えました。素直になれない、強がりなアダラが自分と重なったり、アダラの気持ちが伝わり胸が苦しくなる場面もありました。でも読み進めていくにつれ、私も心から誰かに愛されたいし、愛したいと思わせてくれた素敵な作品です。
-
わっち
冒頭からの離婚の危機。二人がお互いを思っているのにも関わらず、うまく表現できない様子にハラハラさせられました。ですが、イライラやもどかしさはなくテンポ良く話が進みます。ヒーローが秘密にしていた過去について告白するシーン(告白の仕方はお楽しみに!)も、ヒロインとともに涙がこぼれました。続く、ヒロインの天邪鬼なくだりは思わずにっこりします。ラスト、二人が選んだ選択は賛否両論があるかもしれません。ですが、ヒロインをとても大切に想う気持ちが伝わります。シリーズものなのでそちらは未読なものの、単品で楽しめました。夫婦愛について改めて考えることのできた、素敵な作品です。
-
ケイ
ヒロインとヒーローがお互いを好き過ぎて、一歩を踏み出すことが出来ないもどかしい恋愛模様が素敵なお話しでした。読んでいくうちに、堅苦しい2人の関係が微笑ましく感じられてきました。
カナダ出身の作家。高校生のころにロマンス小説と出会い、小説家という職業はなんてすばらしいのだろうと思ったという。以来、家族の反対や"普通の"仕事に追われながらも、さまざまなジャンルの執筆に挑戦し、ついに念願叶ってハーレクインからデビューすることになった。まるでロマンス小説さながらの、ハッピーエンドを生きている気分だと語る。