ハーレクイン・シリーズ
罪深い肖像画
エミリーは名門モンテイロ家の屋敷の家政婦だった。 秘かに憧れていた当主のデュアルテから突然求婚されたとき、 彼女は天にも昇る心地でイエスと言った。 だがじきにエミリーは、自分が2人目の妻であることを知る。 さらに、ポルトガルの本邸に移った彼女を待っていたのは、 屋敷中に飾られた前妻の肖像画と、前妻の母親の憎悪──。 孤独と惨めさに打ちのめされていたある日、 エミリーは夫からあらぬ不貞の疑いをかけられてしまう。 もうたまらず、エミリーはイギリスに逃げ帰った。 夫に妊娠したことも告げず、その子と二人で生きていくつもりで。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2016年09月20日
-
- 著者
- リン・グレアム
-
- 訳者
- 秋元由紀子
-
- 定価
- 682円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2016年09月01日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-90435-5
-
- 書籍番号
- K-425 (初版R-1770)
北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。