ハーレクイン・シリーズ
21歳のシャーロットは幼いころに母を亡くし、 宝石店を営む父とふたり、仲よく暮らしてきた。 だがある日、めずらしく父と激しく口論してしまい、 気持ちが高ぶるあまり彼女は愛馬に乗って家を飛び出し、 すんでのところで高級車と衝突しそうになった。 車を運転していた漆黒の瞳の男性から頭ごなしに叱りつけられ、 心に衝撃を受けるとともに、相手への反感がわいた。 その晩、彼女は父の命に従い、ホステス役としてディナーの席につくが、 現れた招待客を見て愕然とした──客は例の高級車の男性だったうえに、 経営難に陥った父の宝石店を買収した大富豪ソールだとわかったのだ!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年09月20日
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- 著者
- ジェイン・ドネリー
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- 訳者
- 小池桂
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年09月01日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22435-4
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- 書籍番号
- I-2435
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モニター
本当にハッピーエンドになるの?と最後までハラハラしました。ヒロイン目線で描かれるヒーローは男らしくドラキュラのように危険で素敵です。たとえ逃げようとしてもヒーローの魅力からは逃げられない、読みながら、そんな恋を堪能することが出来ました。
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モニター
恋に恋してるようなヒロインが、本当の愛に気付くのが早いのか遅いのか…。クラシカルな映画を観ているようでした。ピュアなヒロイン、家族の愛、プラトニックな恋がお好きな方にオススメです。
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モニター
30年以上前の作品なので、携帯ですぐに連絡が取れないなど、時代を感じさせる場面もあるものの、あまり古さを感じませんでした。序盤、ヒロインは美人で気が強く甘やかされた印象を持ちましたが、ヒーローに対し家政婦が誤解を持つと、その都度きちんと正す公平さに好感を持ちました。ホットなシーンがなくても、好きになる過程やそれに気づくまでがとても丁寧に描写されていて、正に「古き良きロマンス」という感じ。ゆったり読めます。
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K
裕福で美しい令嬢と第一印象の悪いハンサムな男性。最初は反発しながらも徐々に惹かれあい…。まさにハーレクインの王道を行くストーリーだと思います。初めてハーレクインの小説を読む方にはお薦めです。とても読みやすいストーリー展開ですので安心して読めます。この作品をきっかけにハーレクイン小説デビューをしたらいかがでしょうか。
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モニター
ヒーローがとても我慢強いです。ヒロインの気持ちが自分に向くのを忍耐強く待っています。ヒロインは我儘なお嬢様で、ちょっと残念な性格だったのですが、忍耐強い大人のヒーローと落ち着いたストーリー展開に、イマージュらしさを感じました。
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milkmint
実力派の作者らしくストーリーの展開・設定などしっかりしています。文章や言葉の一つ一つに重みがあり読み応えのある作品でした。一度は読む価値のある素晴らしい名作だと思います。個人的には我儘なヒロインは好きではないので何度も読み返すということはないかもしれません。
ハーレクイン黎明期を支えたイギリス人作家の1人。10代のころから新聞記者として働き、そこで出会った男性と結婚した。だが娘がまだ5歳のときに夫と死別。家で娘を育てながら生計を立てるために作家になることを決意し、スリラーやロマンスなどあらゆるジャンルの小説を出版社に送る日々を経て、1965年にデビューした。以来、2000年まで精力的に執筆を続けた。