ハーレクイン・シリーズ
大富豪の約束なき情熱
氷の掟
「ぼくに愛を期待するな」
その宣言どおり、翌朝わたしは捨てられた。
リビーは父親に仕事を託され、 経営コンサルタントで億万長者のダニールに会いに行く。 養護施設で育ち、イギリスの名家の養子となった彼は、 なぜか両親の結婚40周年記念パーティへの出席を拒んでいた。 彼を説得し、パーティに参加させることがリビーの役目だった。 ところが彼女はひと目でダニールに魅了され、一夜の誘いに応じてしまう。ちょうど夢を諦めたばかりで、新しい自分を見いだしたかったのかもしれない。その無邪気な思いつきが、 のちに残酷な結末を招くとは、予想すらしなかった。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年08月20日
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- 著者
- キャロル・マリネッリ
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- 訳者
- 山本翔子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年08月02日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13183-6
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- 書籍番号
- R-3183
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- ミニシリーズ
- 氷の掟
イギリスで看護教育を受け、救急外来に長年勤務する。バックパックを背負っての旅行中に芽生えたロマンスを経て結婚し、オーストラリアに移り住む。現在も3人の子供とともに住むオーストラリアは、彼女にとって第二の故郷になっているという。