ハーレクイン・シリーズ
ロンドン郊外に立つ由緒ある豪壮な屋敷、マニオン邸── この屋敷の正統な継承者はあなたなのよ。デイナは亡き母から、 繰り返しそう説かれ、それはまるで呪いの言葉のように、 その後のデイナの人生をがんじがらめに支配していくことになる。 彼女は屋敷の家政婦である伯母に引き取られた貧しい少女だった。 母のためにも、かならずこの屋敷を手に入れてみせるわ。 だがその企みも、屋敷に出入りする敏腕実業家ザックに見破られ、 非難されたあげく、デイナは屋敷を追い出されてしまう。 そして7年後、ふたりは予想外の再会を果たすことになるが……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年08月05日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 朝戸まり
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年07月20日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13180-5
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- 書籍番号
- R-3180
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- ミニシリーズ
- 7つの愛の罪
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とんとん
どこか秘めた想いがつたわってくるようなストーリーにはらはらしながら引き込まれました。気づけば一気に読んでしまうほどに。お互いが復讐とかいろいろ複雑な心を持ちながらその中にある『愛』というものに気づくまでのさまざまな葛藤。現実にありそうなこの物語は自分がヒロインになったような気持ちで読んでしまいました。
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モニター
ヒロインの思い込みによってヒーローとの仲が危うくなり、はらはらしながら読みました。ヒーローのヒロインを思う姿がかわいく、ヒロインが早く自分の気持ちに気づく事を願いながら一気に読んでました。
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モニター
屋敷を取り戻そうというヒロインの強い思い。インを想いながら真実に目を向けさせようと行動するヒーロー。ヒーローの愛の深さに救われた気がします。もうちょっとヒーローの心の声を聞きたかったかな。元凶を作った母親の罪は重いです。
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モニター
子供の頃からいつかは自分のものにと切望していたマニオン邸。そこで仇敵のザックに7年ぶりに再会するデイナ。過去の誤解や行き違いに翻弄され、ザックの思惑が理解できず、ヤキモキします。読み進めていくうちに運命のいたずらが明らかに…。デイナの葛藤する姿にハラハラドキします。読みごたえのある作品です。
イングランド南西部サウス・デボン生まれ。海辺の家で本に囲まれて育った。グラマースクール卒業後は、地元のジャーナリストとして、フラワーショーから事件まで、あらゆる分野の記事を手がける。ロマンス小説を書き始めたのは1975年から。執筆のほかには、映画、音楽、料理、おいしいレストランの食べ歩きなどに情熱を傾けている。サマセット在住。