ハーレクイン・シリーズ

哀しみの湖
エルヴィは、イタリアン・アルプスの麓にある山間のホテルで、看護師として働いていた。上顧客である貴族のロダーリ・フォルトゥナートは、冬じゅうスキーに明け暮れ、エルヴィにも親切に教えてくれた。明日ローマに帰るという美しい月夜に、彼はエルヴィに求婚した。なぜ彼のような男性が、一介のイギリス娘に求婚を?富も権力も手にした年上の男性に抗うすべなどない──エルヴィは彼の妻としてローマの大邸宅で暮らし始めるが、多忙な夫は毎日帰りが遅く、常に華やかな女性に囲まれていた。エルヴィは孤独を募らせ、夫と女性達に対する疑心を深めていく。
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- 頁数
- 176頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年08月20日
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- 著者
- ヴァイオレット・ウィンズピア
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- 訳者
- 柏木郁子
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- 定価
- 682円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-90430-0
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- 書籍番号
- K-420 (初版R-64)
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ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中で"現実が厳しければ厳しいほど人は美しい夢を見る"という確信を得て、ロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠するも、ロマンスの王道を貫く作風が今も読者に支持されている。