ハーレクイン・シリーズ

偽りの義妹
莫大な富を持つ彼が向けてくる視線。それは疑惑?それとも……愛?
両親亡き後、アンは鬼のような大伯母のもとで家政婦同然にこき使われ、20歳になった今、好きでもない男性と結婚させられそうになっていた。もう我慢できない……。アンは古い車に乗って家を飛び出し、カリフォルニアに向かおうとしたが、途中で車が故障してしまった。窮地を救ってくれたのは、ローリーとアンジェラの若夫婦。学生結婚した二人は夫婦で初めてローリーの実家へ行くところだという。二人の車に同乗してほっとした矢先、衝突事故に巻き込まれ、アンは病院のベッドの上で意識を取り戻した。そばにいたローリーの兄マットの言葉で、驚きの事実を知る。若夫婦は亡くなり、彼女はアンジェラと取り違えられていた!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年08月05日
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- 著者
- フィリス・ホールドーソン
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- 訳者
- 後藤美香
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- 定価
- 723円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-22430-9
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- 書籍番号
- I-2430 (初版L-124)
作家としても、女性としても、愛については大ベテランだと自負する生粋のロマンティストだった。6人の子どもを育てたのち、カリフォルニア州サクラメント市が提供していた執筆講座に参加。その5年後に書き上げた『薔薇はつぼみのままで』で、ついにロマンス小説家としてデビューした。以来、精力的に執筆を続けてきたが、2007年に惜しまれつつこの世を去った。