ハーレクイン・シリーズ
その日、ガズビヤ王国では国王のハーレムに女性を集めていた。 ハリス王国の王女ナディアは踊り子として宮殿に忍びこみ、 寝室でザイード王が現れるのを待っていた。 彼女には、どうしても国王にかなえてほしい願いがあった。 ガズビヤと長年敵対しているハリスを攻めないでほしい。 そのために、ナディアは家族に黙って国を飛び出した。 無慈悲な権力者がどうすれば喜ぶかなら、よく知っている。 自分が差し出せる唯一のもの──純潔を捧げるのだ。 たとえ、ハーレムで愛の奴隷にされるとしても……。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年07月20日
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- 著者
- アンディ・ブロック
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- 訳者
- 東みなみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年07月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-13175-1
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- 書籍番号
- R-3175
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- ミニシリーズ
- 大富豪の結婚の条件
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かおかお
『鷹王と純潔の踊り子』というタイトルに、まずテンションが上がりました。〈大富豪の結婚の条件〉シリーズで面白さは保証された感じで、安心して読めると思っていました。ザイードは 強引で尊大なハンサム国王。ヒロインのナディアは王女という立場から強気な女性で、ハラハラドキドキの展開が待ってます。安心して読めるどころか、最後まで二人のラブロマンスは、どうなるか予想がつかない感じです。先が読みたいので途中で止まりません。最後は安心のハッピーエンドなんですがもう一度初めから読みたい本です。シリーズを読んでない方でも、十分楽しめる内容ですし、気になった本から読み始めても楽しいかと思います。
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ナイネ
この4部作はじめて読みました。最初はナディアのセクシーさに惹かれたザイードが、国のことを深く考えて行動するナディアの内面を知り、ナディアもザイードが噂と違う誠実な王であることを知っていき、お互いに惹かれていくのに、プライドと立場が邪魔してすれ違ってしまう2人がすごくじれったかった! 最後はハッピーエンドでほっとしました♪
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モニター
お互いが惹かれあっているにもかかわらず、近づいたと思うとまた離れ…の繰り返しでとにかく2人がじれったくてたまらない作品でした。でも、ヒロインの事を知っていくと、自分が払う犠牲ばかりに目をやっていたヒーローが王として成長する姿はかっこよかったです。最後の最後までなかなか素直になれない2人ですが、ラストの告白シーンはシンプルだけどドラマみたいで素敵だなと思いました。
イギリス南西部ブリストルに夫とリルという名の猫と暮らす。4歳くらいのころから架空の“友達”をたくさん家に招いては、母親に彼らのぶんも夕食を作るよう頼んだり、ドライブに行く際には車中で席を詰めるよう頼んだりして、家族を困らせたという。そして大人になった今も、同じことをしているわと笑う。現実の友達もいるけれど、頭の中で架空の友達を作り上げては、彼らが物語の中で恋に落ちるのを楽しんでいるの、と。