ハーレクイン・シリーズ
まさか、妊娠するなんて……。 秘書のエリーはニューヨークの街中で途方に暮れていた。 6時間後に結婚式を挙げるというのに、おなかの子の父親は花婿ではないのだ。この事実を子どもの父親に── 傲慢でセクシーなボス、大富豪ディオゴに知らせるべきかしら? エリーは震える足を奮い立たせて、ディオゴの前に立った。 だが、彼はエリーの話に耳を傾けるどころか、 彼女が結婚すると知ってなじり、警備員を呼んで追い払わせたのだ。 数時間後、ディオゴは真相に気づいてエリーを捜すが、 彼女はすでにオフィスを去り、花嫁として教会にいた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年07月20日
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- 著者
- ジェニー・ルーカス
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- 訳者
- 結城玲子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年07月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-42072-5
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- 書籍番号
- PB-172 (初版R-2456)
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モニター
ドキドキ、ハラハラする作品でした。エリーの優しさや気丈な振る舞いがステキで、女性として憧れました! ディエゴのような男性には巡り会えないけど、作品を楽しんでる時間はエリーになった気分でした。終盤はハラハラ感が凄かったです!
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saku
どうなるの?と、思いながらドキドキして読み始めましたが、ステキなハッピーエンドが訪れてよかったです。思いがけない彼の秘密や、エリーの心の変化。どんどん、ストーリーに引き込まれました。初めての方にも、おすすめです。
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せんちゅり
ヒロインに共感できるかどうかが読み進められるかどうかの分かれ道だと思います。ボスの傲慢さは何かしらの理由がありそうだなと思っていられるのですが、ヒロインの未熟さがいつまでも抜けませんでした。リオの雰囲気など、文章でもう少し感じられたら楽しめたかもしれません。
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るきあ
たった一夜の誘惑で、ヒーローの子を妊娠してしまっヒロイン。ヒーローに受け入れられず他の人との結婚を決意し、結婚式での展開にはハラハラドキドキ! 子どもは認知するといいつつも、結婚に踏み切れないヒーローの態度にヒロイン同様苛立ちや悲しみを覚えつつも、ヒーローのおかれた背景を知ったときは納得。二人の情熱とすれ違いが続きドキドキの展開に目が離せませんでした!
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天宮
リオの街と同じように情熱的なヒーローですが、時に冷たい態度をとるので真意が読めません。ヒロインは彼と生まれてくる子供への愛情を最も大切にしているのにすれ違いばかり。じれったくもありますが、言葉とは裏腹に二人のシーンは愛情たっぷりです。最初から速いテンポで展開しますが、後半になるに従ってサスペンス要素も増し一気読みでした。リッチな豪邸も素敵。海が見えるバルコニーでの朝食、憧れてしまいます!
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K
強引で自分勝手に思えたディオゴにも彼なりの考えがあったことが分かってちょっとスッキリしました。ディオゴも強引ながらも少しずつ歩みよりをみせ、エリーに夢中になっていく過程は必読です。サスペンスの要素も入っていて面白く読めました。
書店を経営する両親のもと、たくさんの本に囲まれ、アイダホ州の小さな町で遠い国々を夢見て育つ。16歳でヨーロッパへの一人旅を経験して以来、アルバイトをしながらアメリカ中を旅する。22歳でのちに夫となる男性に出会い、大学で英文学の学位を取得した1年後、小説を書き始めた。育児に追われている今は執筆活動を通して大好きな旅をしているという。