ハーレクイン・シリーズ
心まで奪われて
華麗なる日々 Ⅰ
社交界の人々のためにパーティを企画するカーリーは、 有望な顧客候補リカルド・サルヴァトーレに引き合わされた。 ナポリのスラム街から億万長者にのし上がった彼は、 カーリーにパーティを任せられるか視察したいのだという。 リカルドに会った瞬間、カーリーはその男性的魅力に衝撃を受けた。 一方、リカルドはまったく違った目で彼女を見ていた。 金のためなら簡単に体を許す、パーティ好きの貪欲な女に違いないと。 そういう女なら迷わず誘惑し、ひとときの情事を楽しもうと。 そんなこととはつゆ知らず、カーリーは彼との視察旅行へと旅立った。 男性に対して初めて感じた、甘く疼く何かに怯えながら……。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2016年07月05日
-
- 著者
- ペニー・ジョーダン
-
- 訳者
- 茅野久枝
-
- 定価
- 713円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- 発送予定日
- 2016年06月22日(予定)
-
- ISBN
- 978-4-596-42071-8
-
- 書籍番号
- PB-171 (初版R-2147)
-
- ミニシリーズ
- 華麗なる日々
読者レビュー
-
モニター
ハーレクインを読むといつも思うのですがこの本も御多分に漏れず放漫な彼がクライマックスでは誰にも負けないくらいロマンチックな彼に変わるその瞬間がとっても素敵です!
-
のんた
真面目で一生懸命なヒロインが金目当ての遊び慣れている女に勘違いされて、翻弄されながらも一途なところが可愛らしいです。
1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった。