ハーレクイン・シリーズ
運河の街の恋
看護師の研修を数週間後に控えたアラミンタ・ポンフリーに、 知人から思いがけない仕事が舞い込んだ。 オランダ人の医師がしばらく6歳の双子の甥を預かることになり、 その世話係に、アラミンタが推薦されたというのだ。 ドクター・マークス・ファン・ダ・ブローというその医師は、 予想外に若くハンサムで、彼女はひと目で好意を抱いた。 胸躍る外国生活、かわいらしい子どもたちとの楽しい日々。 だがアラミンタに対するドクターの態度は常に冷たく、 ドクターを愛し始めてしまった彼女は、人知れず苦しむ。 彼にとっては“ミス・ポンフリー”など、永遠に他人なのだと。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2016年07月20日
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- 著者
- ベティ・ニールズ
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- 訳者
- 橋由美
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- 定価
- 682円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2016年07月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90422-5
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- 書籍番号
- K-412 (初版R-1501)
イギリス南西部デボン州で子供時代と青春時代を過ごした後、看護師と助産師の教育を受けた。戦争中に従軍看護師として働いていたとき、オランダ人男性と知り合って結婚。以後14年間、夫の故郷オランダに住み、病院で働いた。イギリスに戻って仕事を退いた後、よいロマンス小説がないと嘆く女性の声を地元の図書館で耳にし、執筆を決意した。1969年『赤毛のアデレイド』を発表して作家活動に入る。穏やかで静かな、優しい作風が多くのファンを魅了した。2001年6月、惜しまれつつ永眠。