作家詳細
2000年に四部作『愛よ、おかえり』で日本デビューしたアリソン・リー。その第一話「妹なんて呼ばせない」(N-835)がシルエット・シリーズと初の出版契約を結んだ作品。この作品は、ロマンティックタイムズ誌で“才能あるストーリーテラー、アリソン・リーが描く感動いっぱいのラブストーリー”と高く評価され、同誌の1998年ベスト・スペシャル・エディション賞とベスト・ファースト・シリーズロマンス賞にノミネート。さらにアメリカロマンス作家協会のRITA賞ベスト・ファースト・ブック部門で最終選考まで残った。 カリフォルニア南部に生まれ、4つの州、8つの都市に移り住んできたアリソンは、幼いころから気がつくといつも何か読んでいるような少女だったという。小学校のハロウィーン祭で劇の脚本を書いたのをきっかけに、自然な流れでペンを執るようになった。 仕事は、美容家、コンピューター・プログラマー、秘書などを経験し、趣味も時とともに変わったが、読書が好きなことだけは変わらず、書くことへの欲求もますますつのっていったという。 ハーレクインの作家の作品で好きなのは、スーザン・ブロックマンのもの。その他、ノーラ・ロバーツや、クリスティ・リッジウェイの書く物語も好きだという。 作家としてのキャリアが軌道に乗り始めた彼女は、最近、10年近く携わってきた地元の教会の管理・運営スタッフの仕事を辞め、作家業に専念。現在はアリゾナの家で、夫と活発な娘二人とペットとともに、多忙ながらも充実した日々を過ごす。 *ベスト・スペシャル・ エディション賞:ロマンス小説専門情報誌であるロマンティックタイムズ誌上で批評家たちが、その年のシルエット・スペシャル・エディションの中からもっとも優れた作品に授与する賞。 *ベスト・ファースト・シリーズロマンス賞:ロマンス小説専門情報誌であるロマンティックタイムズ誌上で批評家たちが、シリーズロマンスの新人作家の処女作の中からもっとも優れた作品に授与する賞。 *ベスト・ファースト・ブック賞:アメリカロマンス作家協会(RWA)が、新人作家の処女作の中からもっとも優れた作品に授与する賞。