作家詳細

ジェシカ・スティール
ジェシカ・スティール
Jessica Steele

1984年に「謎のミセス」(R-296)で日本デビューを果たした。その後、ハーレクイン・ロマンスおよびハーレクイン・イマージュの両シリーズで活躍し、現在は主にハーレクイン・イマージュで作品を発表している。心優しく芯の強いヒロイン像と読後感のさわやかな作風で、根づよい人気を誇る作家。 イギリスは風光明媚なウォリックシャー州で生まれ育った。幼いころは体が弱かったため、たびたび学校を欠席した。結核をわずらった14歳のときに学校を辞め、16歳で働きはじめた。 七人きょうだいの六番目に生まれ、きょうだいの仲は大変よい。子どものいないジェシカにとって、たくさんいる甥や姪はとてもかわいい存在だ。 最愛の夫ピーターとは1967年に結婚。はじめはジェシカの故郷で過ごしたが、ほどなく現在も住んでいるウスターシャー州に移る。家は美しい風景を楽しめる丘の斜面にある。夫婦そろって小さめの犬が好きで、現在飼っているのはスタッフォードシャー・ブルテリアのフローレンス。人なつこい性格のこの犬は 20キロ近い巨体にもかかわらず、人に会うたびに嬉しくなって飛びかかる癖があるという。 タイプライターでの執筆を試みたこともあるが、どうしてもなじめなかった。手書きが好きな彼女は、万年筆にインクを満たし、執筆の準備態勢に入るのが習慣になっている。 好きな本はジェーン・オースティンの「自負と偏見」やシャーロット・ブロンテの「ジェーン・エア」。趣味は旅行で、取材を兼ねて香港や中国、メキシコ、日本、ペルー、チリ、ロシア、ギリシャと数々の国を訪れている。

  • Twitter
PAGE TOP