<作品6>『服従の甘い口づけ』

服従の甘い口づけ

『服従の甘い口づけ』
著者:マヤ・ブレイク
定価:本体710円(税込)
ISBN:978-4-596-12954-3

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【編集部より】
男社会の紅一点として働いているヒロインの、飾り気のない外見と内面の美しさが、かえって女性らしさを引き立て、とても魅力的。ヒーローはそんなヒロインを見初め、彼女の情熱と欲望を引き出します。

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サーシャは自分のおなかをそっと撫でた。医師は、すでに三カ月目に入っていると言っていた。マルコがこの事実をどうとらえるにせよ、彼にも知る権利がある。勇気をふるい起こし、電話のボタンを押した。

「はい?」低い声が応えた。

「マルコ、私よ」

緊迫した沈黙があった。

「どうしても話したいことがあるの」

「僕はもうレース界からは手を引いたんだ。話しても時間の無駄だよ」次の瞬間、電話は切れていた。

「まったく、情のかけらもないんだから」サーシャは胸の痛みを感じつつ、子供が生まれても、ぜったいに会わせはしないと心に誓った。

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