<作品31>『シークとの許されぬ結婚』

シークとの許されぬ結婚

『シークとの許されぬ結婚』
著者:クリスティ・ゴールド
定価:720円(税込)
ISBN:978-4-596-51612-1

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【編集部より】
過酷な運命に引き裂かれても決して揺らぐことのない至上の愛――K・ゴールドが得意とする、砂漠の国のシークとの灼熱の恋物語です。関連前作D-1595『幻のシークと無垢な愛人』とあわせてお楽しみください。

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自由。

そんな言葉がラフィークの頭に浮かんだ。ふたりとも自由を求めているが、マイサはその本質をとらえている。ラフィークは近い将来、もっと抑制を取り去った彼女を見たいと思った。

「このまま町を通り越して走り続けましょうよ」マイサはまばゆいばかりの笑顔をラフィークに向けた。「誰にも行き先を告げずに逃げだすの」

マイサが熱っぽい口調で語ると、聞いているほうもついその気になってしまう。かつてふたりは何度もこんな話をしたものだ。「どこへ行く?」

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